How to
今回は手すりについてのお話です。
最近はいろんなメーカーがUD(ユニバーサルデザイン)といって、お年寄りや体に障害をお持ちの方、お子様などの安全のために工夫を凝らした商品を販売しています。
笠木の形や素材、その他取り付ける場所の状況に対応できるよう多種多様なので、困惑してしまうかもしれませんが、お客様のご希望にそうものがきっとあると思います。
どんなものがあるのかざっくり見ていきましょう。
まず笠木の形です。
一般的には丸い形ですが、その他にも握りやすい楕円形、ひじで体重を支えられるよう幅広い笠木等があります。
ただの丸型でも小さいサイズと大きいサイズと選べる場合がありますので、手のひらの小さい方でも大きい方でも安心です。
主に使用される方の体の具合にあわせて選ばれると良いと思います。
またデザイン・色も木調や鋳物風、シンプルなアルマイトカラーやちょっと変わった色まであります。
こちらはお好みやお家の外観にあわせられると良いと思います。
まず素材についてです。
素材の種類は、アルミ素材、樹脂素材(エラストマー)があります。
安価なのはアルミ素材ですが、樹脂素材の方が笠置が暑くなったり冷たくなったりしにくいのでおススメです。
また最近の樹脂素材の笠木は抗菌材が含まれているので衛生面でも安心です。
次は柱についてです。
高さは80cmか100cmが一般的です。
取り付けの場所によっては80cm~100cmの間で微調整が出来るものもありますし、壁などで転落の心配が無いところでしたら柱のないもので高さ調節が出来る壁付けのものがあります。
一般的な柱を選ばれる場合は、2段笠木のものを選ばれれば2段目の笠木の高さは自由に変えられますので、お子様や車椅子の方などご使用される方に合わせて設置することが出来ます。
また、転落防止に格子やパネルをつけることも出来ます。おしゃれなものもあるので必要に応じて、もしくはお家の外観に合わせて設定されると良いでしょう。
最後に、こちらは専門外なのでただのご紹介ですが…手すりを取り付けられる際、介護保険における住宅改修費が給付されることがあるようです。お住まいの市町村の介護保険窓口にてご相談ください。
以上、上記の内容で、ある程度必要なことを決めておかれると商品選びが楽になりますので、ぜひご参考ください。